○田 師匠


漁日・・7月某日   石取根 田牛向かい

釣 行 報 告

月日    2011年 7月 25日(月)  
天候    曇りのち晴れ   そよ風   
                      気温    25〜28℃
潮況    長潮   朝は下り11:00前から上りの潮となる 
        水温    22.5℃
場所    下田 石取根 田牛向かい
船宿    喜一丸
同行者   ○林氏、○田(記)
狙い イサキ、メジナ


  7月の例会は23、24日に掛けての夜釣りで計画されたが、○林氏も小生も都合が付かず
参加できないので二人で25日に行くことにした。 
2月の初めに行ったきりなので5ヵ月半振りの釣行である。18日に南九州に近付いた台風6号の
進行が遅く、例会も延期になった。 
しかし24日には東北の海上まで抜けたので25日は何とか釣行は可能であろうと思われた。 
ただ海中の濁りがどの程度治まっているのか気になるところだ。 24日の昼喜一丸に確認を入れ
たところ「渡船はするが、平根にはまだうねりがあり渡せない」とのことであった。 
平根には行きたいところであるが今回は5ヵ月半振りなので、釣りができるだけで十分である。 
その後あおき釣具店にエサの解凍を頼んだ。 
その日の17:25に○林氏が小生の駐車場へ到着し、道具を釣り専用車に積み込み出発した。
特に混むこともなく18:30頃あおき釣具店に到着しコマセなどを調達したのち、湯河原の
ファミリーレストランで夕食をとった。 その後一路南下し河津のコンビニで食料の調達をして田牛
の港まで走ったが、途中の釣具店の解凍をしているコマセをチェックしたが意外に少ないので
ホッとした。 港に先客はおらずまたしても一番乗りである。(22:00)寝床を作り寝酒を飲ん
で寝ることにした。
4:00に目覚め外の様子を覗うと夜中車が来たような気がしたが周りに車がない! 
俺達だけ?!そんな訳はないと外に出てみると船の出入りするところの堤防先端に2台ほど停
まっていた。 昨日娘船頭が堤防の奥から停めるように言っていたのはこのことだったのか! 
仕度をしているともう1台入って行き我々含めて4台である。 
人数は8名でそのうち5名が横根で我々ともう1名が石取根である。 4:30に港に来るように
言っておきながら船頭たちは5:00頃現れた。 
マッ、いつものことだから慣れてはいるが、でも余り気分の良いものではない。 
荷物を船に積み込みいざ出発! まずは横根の本場に向かう。 
キョロキョロ!ひがし丸はいずこ?



 見当たらないので石取根は好き勝手にできそうだと思った。 しかし上手くゆかないもので既に
横根にひがし丸とすざき丸が到着して喜一丸を待っていた。 一斉に渡船を開始しアッと言う間に
磯から船が離れ、次に沖横に渡してトットと石取根に向かった。 
 平根は干潮にも関わらず波を被っており船頭が言ったようにまだ駄目である。 
石取根のハナレ側から回り込み本場に着けるようだ。本場が見えた時既に2名が入っている?!
誰が渡したの? そこで1人を渡して最後に田牛向かいに我々が下された。 
干潮だったので難なく道具を下すことはできたが、渡り終えたときには全身汗だくであった。 
空は曇りであったのだが何とも湿度が高く、一練習終わったような汗だ。
潮をみると当然ながらまだ下りなのでゆっくりと準備をする。 
 汗を滴らせながら取り敢えずいつものサラシの沖目に第一投をする。 
弧を描きつつナライカド側に流されて行く。 すると目印の浮きが沈むと同時に竿に当たりが来た
下り潮なので来るはずがないのに食って来た!もう頭は何が何だか判らなくなっているが、
ともかく巻いて魚を寄せてみると白い魚がヒラヒラしている。 何とここでは初めてのカイワリで
あった。 そうこうしていると○林氏が準備を終わり釣り開始である。 第一投目は小生よりさらに
磯際のサラシの中である。 そしてこちらも一投目から浮きが沈みイサキをゲットである。 
さらに二投目も同様に磯近くでイサキを掛ける。 


三投目も同様にイサキを抜いている。 田牛向かいのサラシの中は小型のメジナしかおらず、
イサキはサラシの先の方で釣れたのに今回はどういう訳か入れ食いだ! 更にメジナもこれに
混じって釣れてくるがこちらはやはり小さい。 8:00を過ぎた頃から潮はずいぶん遅くなり潮が
変わるかと思われたが、これがなかなか止まらずにダラダラと流れており変わったのは11:00
前であった。 その間に少し沖で掛けた魚の引きは大物を思わせたが、先端の根に張り付かれて
しまった。 多分メジナの良いサイズであったであろうか? 何ともおしい! 
 このように○林氏の独壇場であり小生はイサキとメジナをポチポチと釣っていたが、上りの潮に
変わったとたんにいつもの場所でイサキが立て続けに釣れた。 
しかしこれも間もなく上りが強く速くなり当たらなくなった。 更に上りがどんどん沖目に移り潮に
乗せるのも一苦労である。 そのころ○林氏はドブに出稼ぎに行った。 小生はどうせならば
とことん流してやれとばかり150mほど流した。道糸はバチバチ出てゆき魚が食ったかどうかも
判らない。 何だか変なので竿を起こすと魚が付いているようなので糸を巻き始めると直ぐに
沖の根に入ってしまった。 次から注意をしながら流すがやはり判らない。 
そしてまた同じように2度も根に入られてしまった。 多分魚はさほど大きくはないだろうが潮が
速すぎて良く判らない。 それより仕掛けの回収が大変である。フウ〜! そのうち本流は更に
遠ざかり手前に入れると仕掛けは左に流れるが途中で止まってしまう。 
暫らくして○林氏が戻ってきたがドブには先客がいて釣り難かったようだ。おまけに大きな浮きを
2個使い延縄釣法をやっている輩もいたようだ。
 13:00前には10kgのコマセが底を突くほど休まずやったのに結果は今一である。 
14:00前から完全にコマセもなくなりただ仕掛けを投入していた。 すると○林氏がなにやら
掛けた。 寄せてくるとイサキである。 彼はコマセなしで3匹も上げてしまった! 
いやはや脱帽である! 
 15:00過ぎに横根から回収が始まり我々と本場の石取根組を拾って港へと戻る。 
皆の道具を手渡ししていると横根組のクーラーがやたらと重い! 
今回は横根でよい釣りができた模様だ。 どうやらイサキは平根、横根がよいようである。 

 帰路は恒例の下田の「昭和の湯」へ行ったが定休日で入れなかった。 夕食は「華蓮」で食べ
たかったので河津辺りで風呂を探した。 あるにはあったが¥1,000と高くここはやめて、周りを見
渡すと¥800の看板を見付けた。 他を探すのも面倒でこの「いわたに」と言う宿で汗を流すこ
とにした。 風呂で時間調整をして「華蓮」には17:00を少し回って到着した。 
ここでゆっくりして後は一気に相模原まで走った。 

暫らく釣りをしていなかったのでこんなものでしょうか! 次は是非夜釣りに挑戦するぞ!
以上


 

(釣り仲間だよりページへ戻る) 

HOMEへ

表紙へ戻る