○井師匠


漁日・・6月某日   粟島

釣 行 報 告

開催月日 :     2011年 6月 2日(木)〜4(土)    
場所 : 粟島

 待ちに待った 春の粟島釣行。6/19で高速料金の土日 \1,000と社会実験の無料化も終了となる為、交通費が安く済むのも今回限り。軽自動車から普通車に変えた身には辛い!!
 いつもと同様 1時過ぎには自宅を出発。あきる野インターから乗ってしまえば あとは殆ど高速道路なので、問題は眠気との戦いだけ。仕事が忙しかったので、出発前から何となく眠い。まあ、眠くなったら途中のパーキングで仮眠すれば良いか という事で気にせず家を出た。
 あきる野インターから乗り、順調に走っていると 何と事故のため通行止めの表示。狭山で強制的に降ろされてしまった。ナビを見つつ一般道で次ぎのインターまで、出だしからロスってしまった。だから余裕を持って出発しているんです。
 気を取り直して いざ岩船まで。高速なのでナビは必要なし、TVでも見ながら行くか という事でとりあえず面白そうな番組に合わせて安全走行。一人での運転は眠くなってしまうが、音楽と違い TVは目にも刺激を与えるのか、思いのほか眠くならない。2時間を目安に車を進め、途中 赤城で小休止
 朝 5時には豊栄に着いて、いつもの様に時間調整の為に仮眠。無事8時には集合場所の岩船港近くの釣具屋に到着。既に名古屋組の2人が到着しており、挨拶を交わした後にエサを購入。
残り2名の到着を待って、すぐ隣の岩船港へ(1名は1日遅れとなったとのこと) 粟島までの高速艇は4月から新しく双胴船に変わりました。(料金は変わらず)



 いつも通り 10:30には岩船港着、宿のおやじが迎えに来ており、即行で宿へ。11時過ぎには出航していざ磯へ。相変わらず早い!
 木曜日というのに いたるところの磯に既に釣り人が入っている。ん〜? 何だ やけに今回は釣り客が多いな。とは言え どこかしら空いているもので、まずは2名を"カブト"へ、次に"なべ島"へ2名
 最後に残った私は 取りあえず"なべ島"近くの島よりの"ゴンザモリグリ"へ渡礁。
磯へ着くなり スコールのような雨!雨!雨!確かに予報では午後から雨であったが、カッパの上 からでも浸みて来そうな勢いで、暫くじっと落ち着くのを待った。
普通の雨の状態になったところで撒きエサを作り始め、いざ第一投。潮が動いていない。やはりちょっと場所が島に近すぎたか?
 気持ち下ってはいるようなので、何回かコマセを打ち返してあたりを待つ。すると何となくウキがしもっている感じなので、竿できいてやると魚の引き。ちょっと重い感じで ゴツゴツとクビを振っている。が鯛では無い。
上げてみると30cmオーバーの立派なアイナメ。
その後は ウマズラ、イナダとポツポツと 当たりはあるものの 一向に本命のあたりは来ない。
時折フグがハリごと もって行ってしまう。こりゃあ ことしもフグにやられるかな〜と思いつつも 夕まずめのチャンスに賭けて粘ったが、初日はこれで 終了。
 他の磯はというと、"なべ島"の1名が夕方4時過ぎから 3枚ゲット。"カブト"の1名も3枚と いう事で、場所に依って鯛は出ているので 次の日に期待。
しかし、今年は初日から同行メンバーが上げているので何か期待できそう。宿の親父も 今年は何処でも釣れているとの事で、尚更 気合が 入る。
 翌日は客も多いので、4時には出船 という事であったが、例のごとく 3:30過ぎには全員港へ集合し、3:50には河岸払い。一目散に狙いの磯へと向かった。
今日は "立島"に初日 "カブト"で3枚 上げたT氏と同じ"カブト"でボウズであったH氏を上げ、同じく 初日3枚を上げた別のH氏が1名で"大ぼら"へ渡り、当日お昼に合流するG社長を待つことにした。
 初日ぼうずのS氏と私は"下の ガリガリ"へ渡船。ここは潮の流れが良く、一応上げ、下げ両方狙える所なので 期待に胸が膨らむ。
未だ暗いうちからコマセの準備をし、いざ戦闘開始。潮は下りのようなので、北側の先端に私が沖側、S氏が陸側を其々向き、釣りを開始した。流れとしては私の方が良さそうであるが、一向にウキが 沈まない。???
ようやく ウキがしもったと思ったら お客さんはイナダ。何だ昨日と一緒だ と思い ながら、これは放流。一方のS氏はというとウマズラの攻撃を受けている。やはり潮の動きが悪いせい か。
 S氏は先端の足元にコマセを打ち、ちょっと潮上の遠目に振り込んでいる。こうするとウマズラに やられないとの事で、これを数回繰り返しているうちに 強烈な当たり。
やり取りの後に上がってきたのは25cm程度の真鯛。小さいとは言え 本命である。羨ましい、これでぼうず脱出ね。
 私はというと相変わらずで、一向に当たりが来ない。S氏は同じような流し方で 続けざまに真鯛を掛ける。40cmほどの真鯛を入れ、既に5枚目!! え〜!何で〜!これは同じ場所では分が悪いと 思い、ちょっと離れた南側に釣り座を移動。同じ 陸側を向いて戦闘再開。
サラシで多少払い出し、 ゆっくりと下るが 途中で止まってしまう。
 7時前に船頭が朝のおにぎりを届けてくれたが、先の"おおぼら""立島"でも既に真鯛が上がっているとの事。
やばい!!ボウズは私だけだ と いっそうあせりを感じる。が、一向に状況は変わらず、足元を狙うと たまにアイナメが引きを楽しませてくれるだけ。
 10時近くになり、天気も良くなって来て 日が差し始めた。こりゃ勝負は夕方だな。と思い コマセも省エネでサラシに乗せて流す事を繰り返す。付けエサは満足して上がってきて、これも省エネ。
 S氏も7枚を最後に一向に当たりがなくなった。周りの磯でも釣れている気配が全く無い。私も集中力が切れ、岩の上にすわりうたたねモード。
何となく手元のリールを見ていると糸がパラパラと出て行く。 ん?未だ出るな〜と思い 一応 竿を立てて合わせると、一気に強烈な引きに変わった。
 来た〜!! これはでかい!立ち上がってやり取り開始。 Sさ〜ん!来たよ!と声を掛けつつ 慎重にやり取り。ドラグも出て行く。何とか寄せて浮かせると待望 の真鯛。しかも結構良い型。自分でタモって無事に取り込んだ。
道具を置いてあるS氏の所に戻り、 ざっと計測したら50cmはある。やった!大物だ!(後の計測で 54cmでした)  



 ウキがス〜っと入っていく。今度はちゃんとあわせると、同じような引き。でもさっきよりはちょっと小さいな。と1匹釣った余裕を見せて無事取り込み。それでも43cmありました。こりゃあ私も 数釣りをと期待しましたが、潮が上り方向に変わってしまい。フィーバーはここまで。
 夕まずめに期待をしましたが、結局2日目はこれにて終了。でも ぼうずは免れたもんね。   



 最終日、更に客は増え、宿の船も一回では無理という事で、我々は一番船で近場の磯に渡る事と した。
 しかし、2日目の午後から水温が下がったようで、何の当たりもなし。寂しく戻ってくるオキアミを触ると 冷たい。 11時上がりという事で10:30まで粘ってみたが 磯際のアイナメ以外は何の反応も無かった。

 結局 釣れたのは、初日の夕方から2日目の午前中までに集中という事で、やはり 良い場所と地合にあたらないと 中々 結果が出ない事を痛感しました。

今回の結果
Sさん :2日目 朝ガリガリで7枚
Hoさん:初日 夕刻ナベで3枚、2日目 朝大ボラで45センチ以下数枚
Tさん :初日 夕方カブトで30センチ以下3枚、2日目 朝 立島で45センチ以下2枚
Haさん:2日目 朝立島で46センチ以下10枚。
Gさん:1日遅れで2日目 昼から参加、大ボラでイナダのみ、最終日 アイナメ
今年は例年に無く 魚影が濃いようで、その情報から平日と言わず 多くの釣り客が押し寄せて いるとの事。各磯で連日 70cmオーバーの声も聞かれている。


以上


 

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