【例会項目】メジナ イサキ (9月例会!) 月日 2009年 9月 12日(土) 天候 曇り時々豪雨 東から北東の風(1mから8m) 気温 21〜24℃位 潮況 長潮 波 1m 水温 24℃ 場所 南伊豆 妻良 「平島」 & 「フコウ」 渡船 「市丸」 同行者 ○野氏、○林氏、○井氏、○堤氏、○本氏、○田(幹事) 狙い メジナ、 イサキ ![]() タイドグラフ 気圧配置図 水温分布図 秋磯の入り口であるが例会を開催することになった。 秋とは言えまだ暑い時期なので参加者が集まるのか心配したが、6名ものメンバーが参加表明してくれた。 9月4日に下見に石取根へ行ってきた。 当日は東の強風とうねりで散々であったが、メジナの型が小さかった。 未だイサキが来たので水温は高い状況である。 いろいろと迷ったが今回は妻良の市丸にお世話になることにした。 そこで磯選びになるのだが小生は過去に一度行っただけなので、市丸に相談することにした。 前回行った時に目の前に見た「平島」のことも聞いてみた。 こちらは型は小さいが数は出るとのことで、下見の石取根を思い出した。 しかし定員が3名なのでその他を聞いたところ「ダイス」を紹介された。 ここは「牛根」との間で大物が来るとのことなので、大いに期待が持てそうである。 後はどのように磯割をするかだ! 今回は20:40に○林車で相模原組を拾ってもらい先行して出発することにした。 後発は○堤車で○井氏と厚木で○本氏をピックアップして伊豆路を南下する。 エサは真鶴の「アオキ釣り具店」で調達する。 人間様の飲料水や飯などは例によって河津のコンビニで調達した。 その後は妻良に直行する。 1:00頃駐車場に到着したが何と多くの車が駐車していることか! 仕方がないので奥に車を停めてまずは一杯! そして1:50ころに仮眠に入った。 目が覚めると外が賑やかなので出てみると随分車が増えていた。 そこに後発組もいてまずは挨拶をして時計を見ると4:30を過ぎていた。 早速仕度をして船のところに行くと船頭もいたので挨拶をした。 行き先の確認をすると「平島」は波が被っているかもしれないので、ひとまず「ダイス」のメンバーも「フコウ」の磯に上がってくれということであった。 これだけの客を一度には運べないので何回かに分けるようだ。 我々は1番船と言うことで荷物を船に積み込んだ。 こんな天候の悪い時に大勢の釣り客がいることに驚いてしまう! 4:58に3組の客を乗せて出航した。 港を出てもうねりはなくこんな状況で「平島」が波を被っていると言うのはおかしいと思った。 案の定「サントウ」の横に「平島」が見えた時、素人の小生でもこれなら渡れると思うほど波はなかった。 多分船頭は状況を見て渡すのであろう。 まず最初に「道行」の客を降ろし次は我々の番である。 当然「平島」に向うと思ったのだが舳先は「フコウ」の磯に向いている?! そうか!夜釣りの客がいるのでまずこれを回収してからと言うことか! 勝手に想像をして「フコウ」に渡った。 しかし6名の道具となるととても量が多く一汗かいてしまった! 船は行ってしまいあと2番船もあるので我々の磯換えは暫らく先になりそうである。 でもそれならば1番船じゃなくて2番船でもよかったのに!とぼやく。 きっと船頭には何か考えがあるのであろう?! それまでの間釣りをすることとなり○堤氏、○林氏、○井氏、○本氏は仕度をして思い思いの場所で釣りを始めた。 ![]() ![]() ![]() すると早速○堤氏にシマアジが来て磯は一気に活気付いた! 続いて小メジナが・・・またしても小メジナが・・・もう入れ喰い状態である。 一方○林氏はと見ると渡船場所で同じく小メジナを早くもいじめまわしている。 すると○堤氏に大物が掛かりやり取りが始まった。 ○堤氏はボラだと言っているが高台でやっていた○井氏からスズキだ!との声が掛かるものだから皆の注目を集めた。 結局上がったのは54cmの大ボラであった。 そうこうしていると今度は○井氏にイシガキダイの子が釣れた。 しかしこの磯は何と魚種が豊富なことであろうか! こんなことを思っていたら今度は○本氏にメジナが来た! 現時点では一番型がよかった! 2番船が客を渡して戻って行くが我々には見向きもせず走り去った! ウムッ!忘れられているゾ! ○林氏に船頭へ電話をしてもらいどうなっているのか聞いてもらった! するとこともあろうに「ダイス」には石物が2人入ったので他にしたいと言う! 冗談ではない!こちらから「ダイス」を頼んだ訳ではなくお前が勧めておいて、他の客を乗せたからどこかに行けはないだろう! おまけに「平島」には4人乗せるという! あの磯は3人が限度と言っていたのもお前だろうが・・・! どうもこの船頭はいい加減である! 他人のことは言えないが物忘れが激しすぎる! おまけに上り潮と下り潮も判っていない! 久し振りに頭に来たが素人船頭だから諦めることにした! ![]() 6:30結局○野氏、○堤氏と小生で「平島」に行くことにした。 「平島」に着いて見ると沖側はダラダラと前下がりでそれが海中まで続きハエ根になっている。 沖側がよさそうだが取り込みは結構厄介そうである。 一方「道行」側は水深がありそうなのだが磯際からやはりテラスのようなハエ根があり道糸が掛かりそうである。 石廊崎方面には離れがありこの間は一面サラシ状態である。 潮は下りであるが流れは感じがよい。 今日の潮はそのうちすぐに本命の上りに変わるものと思っていた。 最初は離れとの間のサラシを試すが全く潮が流れないので、ここはすぐに諦めて流れの際を流してみる。 すると離れの先端くらいのところで浮きが入り、魚の引きが伝わってきた。 しかし引きは最初だけですんなり寄ってきて顔を出したのはイサキであった! 続いて同じ場所を流すとやはり同じところで浮きが入りまたもやイサキが釣れた。 今回小生の仕掛けはハリスは1ヒロチョットで浮きは撚り戻しから半ヒロくらい?と短めである。 その後も小メジナも混じりポツポツと釣れ続いた。 一方○堤氏は沖側で始めたがなかなか釣れず苦戦をしていた! いろいろ場所を変えていたが善戦空しく魚からは嫌われたようである。 小生の横でやっていた○野氏はいつの間にか沖側でカゴ釣りを始めていた。 そうか!沖側はカゴ釣りという手があったか! するとやはりイサキが釣れいい感じになった。 ○野氏と入れ替わるように○堤氏が「道行」側に来て始めた。 するとやはりイサキや小メジナが釣れ皆いい感じになってきた! いつ頃であったか忘れたが急に雨が降ってきたり、パッと上がったり、その度にカッパを着たり脱いだりと忙しい! そのうちに風が北東に変わりそれも段々強くなってきた。 コマセが仕掛けを投入するところまで飛ばない! オイオイ、これじゃ釣れないぞ! 仕方がないのでコマセが届くところに投入先を変更する。 このころから雨も物凄いスコールのようになり、コマセがグチョグチョになってきた。 これだから余計にコマセを飛ばせなくなってきた。 しかしこの雨もすぐに止んでくれたのでまだ助かった。 ![]() 9:30ころから潮がたるみ始めてきた。 6時半から7時頃に潮が上りになると思っていたのだが随分と遅れている。 10:30頃潮はやっと止まりそれを象徴するようにカワハギが食ってきた。 型はそこそこであった。 そして11:00頃潮は上りに変わりいよいよ入れ喰いタイムである! ウムッ!結構早い潮が入ってきた!流れの際を流したいがすぐに本流に持って行かれる! では足元に! こちらはエサ取りが多いのと上り潮とは逆に引かれる潮が複雑でどうもうまくない! ○堤氏、○野氏は北側のチャカ付け場で仲良くやっており、足元で小メジナの入れ喰いをしており、時折30cmほどの型が上がっていた。 しかし流れの中は遠くまで流しても付けエサが残って回収されて来る?! 12時前に○林氏から電話が入りお互いの状況報告をしあった。 「フコウ」も潮が変わってからは良くなかったそうなので、この辺りは下りが潮が良いのかもしれない。・・・今後更に調査しよう! 残念ながらこの後はこの状態が続いたが一度だけ遠くまで流した仕掛けにメジナが食ってきた。 「フコウ」の磯も状況はどうやら同じようで下りの潮のときはメジナやソーダガツオ、シマアジなどが上がり、カゴでやっていた○林氏が34cmのメジナを上げたそうである。 しかし上りの潮になってからは「平島」と同じ状況だと聞いている。 13:30頃○橋氏から状況の確認の電話が入った。 本日は14:00上がりなのでこれを機に道具を仕舞うことにした。 と、その時離れとの間に大きな飛沫が上がった! いつもはそんなに気にしないのだが、フッと見ると白い飛沫の中に黒い木の切れ端のようなものが見えたような気がした。 ザッ〜!と波が引いた後を見たがそのような物も見えずやはり気のせいだと思った。 じゃがしかし、その時何と赤黒いそいつが磯の上にいたのである!! 『イセエビだッ!』 片付けていたものを放り投げ、玉網をもって跳んで行きそいつのお尻に当てて頭を叩くと自分から飛んで玉網に入った! 『イセエビ拾ったどッ!』どこかで聞いたせりふが出た! よく見ると頭が岩に打ち付けられて割れている。 おかしいと思い頭を触るととても柔らかい! そう、脱皮したばかりでよく岩に抱きつくことが出来ずに、うねりに引き剥がされそのまま磯に打ち上げられたようだ! それにしてもこれほど偶然が重なったのも珍しいものだ! これから『待ちぼうけ』の歌詞の如く飛沫が上がる度にイセエビがいないか見るようになりそうである! 14:00を過ぎて迎えの船が来たが南の磯の人達と、「フコウ」のメンバーを乗せて我々の前を通って港に帰っていった。 またしても「待ちぼうけ」である! 暫らくして迎えの船に乗り「道行」のメンバーを拾って帰港した。 船頭から今回は「サザエのつぼ焼き」と「疲労回復ドリンク」を貰って今回の釣行は終了した。 帰路は例によって下田の「昭和の湯」で塩を流し、「華蓮」で夕食をするコースをとることにした。 しかし今日は14:00上がりなので少し時間が早すぎる。 そこで下田の釣具店めぐりをして時間調整をした。 そして食後また釣具店「イシグロ」に寄ったが、店を出ようとするとまた豪雨が襲ってきてまたもや待ちぼうけである。 そこを何とか脱出し厚木で今回釣行の解散をした。 今回の例会の評価は 『△』 ように思う! さて皆さんの評価は如何に??? ![]() |