天候 快晴 北東の風(風力1m以下) 気温 20〜28℃位 潮況 小潮 波 0.5m以下 水温 22.5℃ 場所 南伊豆 妻良 渡礁 :「サメノリ」小太郎近くの「名もなき磯」「ダイス」 渡船 「市丸」 同行者 ○林氏 狙い メジナ、 イサキ 02時46分 47cm、10時05分 132cm、14時05分 117cm、19時45分 153cm ![]() 小生は4月以来余り良い釣りをしていないので、この辺りで気分を変える釣りをしたいものである! そこで場所は行きつけの下田沖磯で上り潮の日で、釣り客の比較的に少ない・・・そんな日があるのか? マッ、それに近い日を探り9月25日に狙いを定めた! 磯の本命は石取根の「田牛向かい」とするが、人数が多い場合には「下大根」にすることにした。 また1週間前に台風が来たので今回は多分天気は何とかなるであろう。 あとは場所の確保と波風と考えていたら、23日にこともあろうに南の海上に熱帯低気圧が発生した。 ウムムムッ?! この際風裏、波裏になる妻良を検討するか! まず「喜一丸」に確認すると船は出るらしいが風はやはり強いらしい! 一方「市丸」は波も風もなく且つ客も石物3名と言うことなので即決である! 磯については○林氏の希望の「サメノリ」を伝えるが、親父は客はいないので様子を見て何処でも磯替えをすればよいと言ってくれた。 24日16時前に○林氏が到着し釣り専用車に荷物を積み替えて出発した。 道路はシルバーウィーク明けと言うこともあるのであろうか?少し混んでいる! でも渋滞と言うほどでもない。 そんななか小田−厚道路を走っていてエサの解凍依頼をしていなかったことに気が付いた。 ○林氏に頼んで「伊豆つりエサセンター」に電話をしてもらった。 と、ところが本日は定休日だそうである! アッチャ〜!仕方がないので「あおき釣具店」に頼むことにした。 でもあと30分くらいで着いてしまうので解凍はできていないがマッ、仕方ないので下田で入浴するころには溶けるであろうから、そこで砕いて混ぜることにした。 「あおき釣具店」に着き支払いを済ませて○林氏が未だ固まっているアミを半分にしていると、店のお兄ちゃんが粉砕機の使用を勧めてくれた。 但しこの粉砕機は会社が倒産したとかで修理はできていないが手動で利用できる。 これで一時は諦めていたこませ作りも終えて、河津の「華蓮」へ夕食をとるために一路南下した。 途中の道路事情はやはり平日のため車は少し多目であった。 19:30頃「華蓮」に着いたのだが店の前が明るくない?!オヤッ?暖簾が出ていないゾ?! ○林氏が「木曜日は休みだッ!」と叫んだ! こりゃ困った!でも仕方がないのでこのまま下田まで走ることにした! そして時間が少し押してきたので食事の前に風呂に入ることにして「昭和湯」へ直行した。 まず一風呂浴びて来た道を少し戻って海岸前にあるファミリーレストランで夕食をとった。 これでお腹も満たされ残りの妻良まで一っ走りした。 22:00前に妻良漁港に到着したが、駐車場に行く前に公会堂の確認と沖の方にある堤防の様子を見に行った。 その後駐車場で一杯やって寝床の準備をしていると、「富士山」ナンバーの車が横に着いた。 彼が21時頃電話をしたらすでに10名の客がいると言っていたそうだ。 彼もいつもは2、3人なのにと驚いていた。 朝は5時までに来いと船頭が言っていたので4:30に起きて公会堂へ行き、戻る時に駐車場を見ると○林氏が車から出ていた。 アレ?未だ早いのにどうして? 戻るともう船頭が来ており釣り客は勿論準備をして荷物を運んでいた。 船頭に挨拶をすると既に○林氏と渡礁先が話されており、ひとまず「サメノリ」でやりそこがダメなら後で磯替えするということであった。 そこで小生も急いで寝床を片付け準備に掛かった。 そしてほとんどの荷物を積み込み準備は進んだが、船頭は未だに船に乗り込まない? 聞くと未だ客の一人が来ていないのだそうだ。 結局残りの客は後から渡すことで出船した。 ベタ凪の海に出てまず最初に「平島」で石物師を一人降ろし、次に向ったのは「フコウ」に若い女性を含めて三人を降ろして次は我々である。 「サメノリ」の渡し場は島の割りに荷物を置くスペースが狭かった。 ![]() ○林氏は渡船した場所で小生は奥のサラシ場で準備に掛かった。 潮は下りが早く○林氏の足元から左沖目に出て行き、○生のところのサラシはその潮に引っ張られるように流れている。 早速コマセを撒くが何の反応もない? ○林氏はコマセが効いてくれば魚も出て来ると言っているが、それにしてもおかしい?! ヒョットすると昨日から水温が下がったのではなかろうか? 暫らくコマセしてから仕掛けを投入し流の確認をして回収すると、やはり付けエサはそのままの状態で戻ってきた。 ここを何度流しても状況は同じであったので、今度は本流の中を流すことにした。 しかし本流に入れてもすぐに手前に外れてしまう。 これは手前のサラシからの流れが逆なのでそれが道糸を引っ張り、仕掛けを本流から外してしまうようだ。 6:30ころ本流を流していた○林氏に当たりが来て寄ってきたのはイサキであった。 ところがこれを抜き上げる時に口切れで落としてしまった! しかし落ちたところが磯際であるが波が来ると逃げてしまうようなところである。 ○林氏はすぐに玉網を持って降りて行き何とか確保した。 この後も30分おきにイサキを本流の随分先から引っ張り出して、トータル3匹をゲットした。 小生の場所は波が来ると被ってきたので○林氏の方へ一段上がった。 本流の先に仕掛けを入れて馴染むまで道糸をサラシからの流れになるべく影響されないようにしたらやっと本流の流れに乗せることができた。フゥ〜! しかしどこまで流しても付けエサがそのまま残ってくる?! 暫らく経って仕掛けを入れた途端に浮きが入った! アレッ?イサキの引きとは違うぞ?走っている? 魚影が見えたところで小林氏がイナダかワカシ!と言う。 でもそれにしては細身であるが・・・! ![]() しかし今日は前回の例会と違い何と喰いの渋いことであろうか?! そういえば船頭が「ダメなら磯替えする」と言っていたのはこう言うことなのかとも考えた。 では船頭が様子を見に来たら磯替えを頼もうと○林氏と話していた。 するとそれが聞こえたのか9:30頃船が現れ船頭が状況を聞きに来た。 早速「釣れない! 変わる!」と意思表示すると、「フコウの人も移るから準備しといて!」と言い残して消えた! 暫らくして船が現れて我々も乗船し「フコウ」の人と情報交換するが、我々同様やはりダメとのことであった。 船は南下し「トウフ」に三名を降ろし、更に南下して大きな湾の中に入って行く! オイオイこれじゃ完全に本流から外れてしまうではないか! 妻良の最南端の磯は「小太郎」だがそれを回って地磯の前にある「名もない磯!」に渡されてしまった! この野郎!こんな潮も通さないところに降ろしやがって!・・・怒るより呆れてしまう! そして最後に後で様子を見に来るといってまた消えていった! この磯の湾の前方左手に入間のテリトリーであり一級磯の「赤島」が見える。 さてこの小さな磯の上に上がってみると右手は大きなハエ根が張り出し、取り込みは絶対に難儀するであろう。 潮は殆んど動いていないがほんのりと右に行く! ここで○林氏はカゴ仕掛けで遠投するようだ。 小生は全く釣れる気がしないが仕方ないので、船頭が様子を見に来るまでフカセで遊ぶことにする。 足元にコマセを撒くがたまにフグがヒラヒラとエサを啄ばみに来るがメジナの影は見えない。 ここに入れたエサは秒殺でなくなってしまう。 そこでコマセを足元にして仕掛けは少し沖目に投入することにした。 そんな時に○林氏の浮きが入った! ところが針の掛かりが浅かったのかバレてしまった! 小生の方は沖目に投入した浮きが少しずつ右に流れシモリだすと、ス〜ッと引き込んだ。 これにチョイト合わせをくれるとグングンとハエ根に潜り込もうとする。 何とかこれをかわして上げると20cmチョットのメジナであったが、やはりはリスは根ズレしていた。 その後28cmを最高に放流サイズまで6匹ほどがポツポツ来た。 一方小林氏のカゴ釣りの方はやはり潮が流れていないためかその後当たりがなく、とうとうフカセで足元を探り始めた。 すると潮が動いていない時の定番である「カワハギ」がおちょぼ口に針をくわえて上がってきた。 そして12:00頃再び船頭が現れる。 小生が磯替わりを言おうとしたら、○林氏が早くもダメ出しをして磯替わりを伝えていた。 船頭はまたもやでは準備しておいてとどこかへ行ってしまった。 暫らくして戻ってきたので乗り込み何処に行くか相談すると、今度は「ダイスの石物師が上がったのでここに行くか!」と言われた。 上がりの時間は14:00なのでもう時間もないので了解した。 ![]() ここの磯渡しもスペースがなく大変であった。 総ての荷物を磯に上げて船が反転した時事故が起こった! 小生の後ろで何かが海に落ちた音がしたので振り返ると、○林氏のクーラーがハンドルが外れて底を上に浮いている! 大きな声で船を呼ぶがなかなか気付いてくれない。 何度か呼ぶとやっと気が付き船を向けてくれた。 ○林氏が乗り移り回収を果たした。 これは小生の置き方が悪かったようだ。 今後は十分に注意をせねばと思う。 「ゴメン!」 この磯も潮は殆んど動いていない。 小生は船頭の勧める大物場である隣の磯との間を攻める。 しかしコマセは真っ直ぐに沈みハコフグの独壇場である。 ○林氏はやはり沖目をかごで攻めている。 小生はすぐにここを諦め沖側をフカセでやってみることにした。 暫らく潮は動かずやはり付けエサも取られない時間が長く続いた。 13:00を過ぎたころであったろうか潮が若干上り始めた。 すると先程と同じように浮きがシモリ、その後真下に引き込んだ! 合わせると久し振りに生体反応があった。 上げてくると魚体が白くすぐにシマアジと判った。 これは○林氏が釣りたい釣りたいといってカゴを振っていたのに、何と小生の仕掛けに来てしまった。 そしてまた潮が止まると前に状況に戻ってしまった。 そしてまた潮が動いて浮きがシモッタ! 入るかな?と見ていると案の定ガツ〜ン! オッ、今度は結構引くぞ! 上げると32cmのメジナであった。 ○林氏が13:40ともうすぐ上がりの時間であることを教えてくれた。 北側を見ると何処の磯であろうか船が沖で待っている? エッ、もう迎えに来たの? 小生は慌てて道具の片付けに入った。 ちょうど終わったころに船が来て沖で待っている。 オイオイ上がりの時間は14:00だろうが・・・! 何ともせわしい船頭である。 ![]() 我々を拾って次に「トウフ」へ行くと彼等は未だ竿を出しており、大急ぎで道具を仕舞い始めているが、彼等もきっとチョット早いんじゃないのと思っていることであろう! 彼等が船に乗り込んで釣果を聞いたらわれわれと同様大したことはないようであった。 船頭は「トウフ」では釣れているようなことを言っていたのだが・・・??? 港に帰って他の釣果を見ると「ムロアジ」が釣れていた。 ウムッ?!これって痩せたワカシに似てない? と言うことで小生のワカシはここでムロアジになってしまった! 15:00に船頭に礼を言って下田の「昭和湯」へ向った。 到着して駐車場に車を入れようと思ったら何だか変? オヤ?暖簾が出ていない! ギャァ〜!今日は公休日となっている! 仕方がないので白田まで走り「洞窟の湯」に浸かった。 皆さん下田方面の木曜日と金曜日にはご注意あれ! さて夕食は勿論「華蓮」には時間も早いし既に通り過ぎてしまったので、どこかを探さねばならない。 網代の「何でも屋」も魅力がなくなったので、もう少し走って湯河原のファミリーレストランに入ることにした。 ゆっくり食事をしてもう一走りして20:30過ぎに相模原に戻った。 そして○林氏はここから更に帰路に就いた。 と言うことで今回の釣行も何だかもやもやした状況で終わった! 以上 ![]() | |