(久々の平日釣行!) 月日 2009年 9月 4日(金) 天候 快晴 東から北東の風(風力10m以上) 気温 24〜30℃位 潮況 中潮 波 2m 水温 23.8℃位 場所 南伊豆 田牛 石取根 「ナライカド」&「田牛向かい」 渡船 「喜一丸」 同行者 ○林氏、○橋氏 狙い メジナ、 イサキ ![]() 8月は中国出張から戻り釣行計画を立てるが台風7号のため中止となり、再計画したものの台風8号でまたまた中止となった。 その後も計画するが用事ができて不発となった。 そんな中○野氏、○林氏、○井氏が大瀬に釣行した! また29日は○田氏の幹事の8月例会があったが、湾内のボート釣りで磯ではないのでモヤモヤの払拭はできなかった。 いずれにしても4月以降の磯は7月14日の妻良の夜釣りであったが、全く消化不良で早くゲン直しをしたいと思っていた。 もちろん石取根で納得の行く釣りをしたい! そこで9月1日は8月の例会直後と言うこともあり単独釣行することとした。 しかしこれも何と台風11合が関東地方を直撃しこれまた中止である。 もう勘弁ならん!である! そこで9月3日のアレ後の一発に期待をしたが未だうねりが残っていることと、4日であれば○林氏、○橋氏も都合が付くとのことで三名で出掛けることにした。 3日の18:40に小林氏に拾ってもらい出発し小田‐厚を走り、早川から旧道に入り「あおき釣具店」でエサを調達した。 その後湯河原のファミリーレストランで遅い夕食をとった。 食後熱海、網代と通い慣れた西伊豆路を南下し下田まで走った。 海岸通りを走っていて風呂に入りたいと言う話になり、海遊公園の駐車場にある「足湯」に浸かることにした。 この時点で東寄りの風が強く明日の心配をしたが、当然飲み物持参で足湯に浸かったので足からポカポカしてきてお腹の中のアルコールがほどよく回りすっかり気持ちよくなり、明日は明日の風が吹くさということになった。 こんな状況なのでもうこの先には進めなくなり、本日はここで寝ることにした。 ○橋氏のテントを車の傍に張り潮騒を聞きながら22:00寝床にもぐり込む。 しかしである! この駐車場にたむろするバカモノども(失礼若者どもだ!)が大きな声で騒ぎ、おまけに風がテントを揺すりとても眠れたものではない。 注意をしに行くのも面倒で寝袋で耳を塞いでいた。 4:00に起き出してみるとバカモノどもは居らず駐車場はすっかり静かであった。 しかし寝不足でやたらにあくびが出る。 寝床を片付け田牛港へ走る。 到着して駐車場を見ると、何と!3台も車がいた! 仕度をしていると更に1台また1台と車が増えた! 釣り客は全部で10名である。 ![]() 5時半過ぎに親子船頭が現れ娘船頭が行き先の確認をし始めた。 我々はこの人数を見て「ナライカド」は誰かが入るだろうから、田牛向かいに入って「表側」を占拠しようと言うことにしていた。 しかし客の4人が横根で残る2名は石取根だが「本場」に行くといった。 ここで急遽「ナライカド」に変更してお願いした。 さて今回の船は娘の船で荷物を積んですぐに出港した。 港を出ると早速うねりが出ており前後左右に揺れながら船は横根を目指して進んでいった。 客を見ると何とジジイばかりである! 70歳台が2名60歳台も2名で50歳台後半が一杯である。 シニア軍団である! 遠くにひがし丸の船が見えた! ヤバッ!ひがし丸は石取根へダイレクトだ! 我々は横根経由なので出遅れてしまう! 当然「ナライカド」に入るであろうからやはり田牛向かいになるのか?! まずは横根に下ろして石取根へ向う! 船頭が「この状況ではナライカドから渡せないので本場から回ってくれ!」だって! もう踏んだり蹴ったりだ! 本場に着くとひがし丸の客は「本場」に入っており他にはいなかった。 まず荷物を広い場所へ移動し、さて何処へ入ろうか? 田牛向かいを覗くと風で飛沫が総て掛かっている。 続いてナライカドへ行くとこちらも被っている。 しかしこれから潮は下げてゆくのでここは大丈夫であろう! 小生はひとまず「田牛向かい」に入り上りが来るまで場所取りをしておこう。 ○林氏と○橋氏は奥本場に入ると言っていたが、やはり本場からはみ出した客に先を越されたようだ。 結局二人はナライカドに入った。 高いところから見ると「浮きグレ」の群れがそこらじゅうに浮いており、磯近くには大型のグレがいなくなっているのではないかと思われるほどである。 その群れは背びれを出して泳いでいるが一体何をしているのであろうか? 小生はまず足場の高いところで飛沫の掛からぬところに構え、足元狙いでコマセをセッセと撒いた。暫らくして仕掛けを入れるが右からの東の強風で道糸が大きくフケて張り出した根に掛かりそうである。 仕方なく一段降りて風の影響を受けぬようにしながらやるが、何とも雑魚が多く投入後秒殺で付けエサがなくなる! これは困った! 仕方がないので計画変更してさらし辺りを探ることにした。 しかしこれはこの条件下では道糸の根掛かりを覚悟することでもある。 コマセを撒いて第一投目浮きが入った! 糸を張るが小気味良い引きがない?! 寄せてみるとイサキであった! 7:30ゲットである。 下りの潮であるが未だはっきりとしていないので潮止まりなのであろうか? 続いてまた浮きが入った! これまた余り引かない! 今度は小メジナである。 その後も小メジナが入れ喰いに近い状況である。 しかしこれも下りの潮が入ってくると途端にパッタリと止まり、雑魚へのエサやりタイムとなってしまった。 しかしこの「田牛向かいは下りは食わない!」を何とかしたくて更に粘るが、格言を覆すことはできなかった! ![]() 10:00頃ナライカドへ様子を見に行くと二人で子メジナやイサキの競演をしていた。 ナライカドは後ろのがけが壁となり風は余り受けていない! 潮は下りであるが回りこんでいないので丁度たるみの状態である。 聞くと何やらバカでかいのが食ってはリスを切られたとのことである。 何だろう? 小生は風に耐えるのに疲れたので暫らくこちらに移ることにした。 すると何投目かに浮きが入りカワハギが釣れた。 調子に乗って仕掛けを投入した時すごい引きの魚が掛かった! ウグッ!耐えているとバチッ!道糸が切れた! どこかで傷が付いたのであろう、残念なことであった。 二人もこいつにやられたのであろう! 10:30であった。 11:30を過ぎると下りの潮が随分トロクなってきた! 74歳のタカベ釣りにやってきた老人と暫らく話をしたが、今日の潮はよくないそうである。 彼は週1回は来るそうでよく知っていた。 彼の予測では潮変わりは14:30とのことであった。 しかし小生はこの潮は早く変わると思い早めに昼食を済ませ海の状況を観察していた。 潮はなかなか止まらずとても遅いが下りの潮である。 13:00を過ぎた頃渡船時に「本場」に陣取るひがし丸の客に動じず「本場」に入った人が田牛向かいに来た。 このやろうと思ったが邪魔をしなければ放っておこうと見ていた。 その後「奥本場」にいたのがやって来て彼の釣りを見ていた。 そしてその彼が戻ったら大きなイシガキダイが上がった。 すると彼を呼び傍でやるようにいい、その彼が小生の真下で始めた。 全くしょうがないものだ! しかし小生の釣りの邪魔になったら追い出そうと思っていたが、なかなか邪魔にならない?! 13:20頃から観賞魚と言われる50cmを越える大きなメジナがコマセに浮いてきた! すると型は小さいがメジナが入れ喰いになってきた! どうやら潮が止まったようである。 釣っては放流、釣っては放流を繰り返していたが、14:10頃でかいのが来た! 何度もサラシの根に潜ろうとするのをかわして顔を出させるとこれがでかい! やった!と思ったがまた左の根に潜ろうとするので竿を右に引っ張り出そうとした時、この図々しい奴の竿が邪魔をし道糸が根に擦れた! と、その途端プツッ!ハリス切れで痛恨のバラシである! 頭にきてしまった! おまけにこの野郎見てみぬ振りをしやがる! 地元の人はいい人が多いのだが中にはこんな輩もいるのだ! 小生はこれを機に道具を仕舞った! その後ナライカドへ行ってみたがこちらもイサキや小メジナの入れ喰いをしていたそうだ。 こちらも釣りを終了して道具の片付けに入る。 その後また道具を「本場」まで運び喜一丸が来るのを待った。 本日は横根も良くなかったようで一様に顔は暗かった。・・・実は飛沫が顔に掛かっていたのだ! 帰路は下田の「昭和の湯」に入り河津の「華蓮」で夕食をし伊東の「イシグロ」に寄るコースで戻った。 勿論道路は混まないのでスムーズに走ることが出来た。 さて来週の例会はどうしたものか・・・?!?! 本日の釣果 ![]() | |